福島の海Ⅳ

● 原発事故により18才未満の避難しているデータが発表になりました。
県外避難が594人減の9,252人 / 県内避難が404人減の11,178人
合計20,430人(昨年より998人減)

県外避難の内訳
郡山市(1,759人)福島市(1,422人)南相馬市(1,240人)
浪江町(1,076人)いわき市(902人)その他
5年半以上過ぎているのにまだ20,000人以上も避難しています。
とても残念です。

● 11月18日ババガレイとアカカマスの2種類が試験操業の対象に追加(92種から94種)になる発表があり、早ければ12月より漁獲が開始される予定です。

● 11月22日5時59分頃いわき沖20㎞震源Ⅿ7.4 震度5弱 津波3m予想(津波警報)
津波情報(東京電力原発に100㎝・小名浜60㎝・相馬90㎝・仙台140㎝)
被害情報により一時、3000人以上が高台の公民館や学校などに避難、避難指示は午後1時30分までに全て解除されました。

今回の地震は大きな被害もなく良かったと思いますがその後も大小余震があり、国も1週間程度は要注意で準備を怠らないようにと指示をしております。

● 原発事故による生物への影響(福島の水産物の場合)
福島県沖では原発事故後、操業が自粛されている。沿岸から30メートルの浅海域で2012年から2015年に定期的に底引き網による調査をおこない、魚の資源量を調べた。これまでの国環研の調査から、一部の海域で2013年に比べ2014年以降、カニ類やウニ・ヒトデの仲間などが減ったことがわかった。漁業をやめたことで海の資源量がどうなったかは福島県水産試験場でも調べている。

震災前3年間(2008~2010年)の平均値と2015年の底引き網調査による漁獲重量を比較したところ、ババガレイ約13倍、マダラ約8倍、ヒラメ約8倍、マガレイ約7倍と多くの魚種で資源量は増加していた。しかし、ヤナギタコ、スルメイカ、ズワイガニは1以下で、震災前より大きく減っている。

小さなズワイガニはマダラのエサになるので、増えたマダラに食べられたためという説もあるが、今のところ原因ははっきりしない。減った魚種でも原発事故による直接影響というより、「食うもの食われるもの」のバランスが関与しているようで複雑であります。

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