○○のなんで? 秋土用辰の日編

10月27日は秋土用辰の日です。

「土用丑の日の間違いだ」と言われそうですが秋土用は辰の日になります。

その理由について「土用」の由来を交えて書いていきます。

「土用」については丑の日の記事で、四立の前の18日(または19日)の期間を指す言葉と書きましたが「何故『土用』と呼ぶのか?」までは書いていませんでした。

由来は自然・人間・社会のあらゆるものは木・火・土・金・水の五つから成り立つという考えの「陰陽五行説」の「土」からきています。

これは「土」を除いた四つは四季に割り当てられ(木は春、火は夏、金は秋、水は冬)残った「土」を季節の準備期間に当て「土旺用事(どおうようじ)」と呼ばれ、略して「土用」になったや「土旺」が訛って「土用」になったと云われています。

「辰の日」については下の表をご覧下さい。

色で染めた箇所が土用に当たる月で、昔の数え方で干支が入っています。

五行説には相克(相生)という「向かい合う性質は抑制し調節する」という考え方もあります。

その考え方で、「丑の日に鰻または「う」の付くものを食べる」というのは盛んになっている夏の気に当てられた体の調子を整える為に冬の気を取り込むという事になり、10月の秋土用は「辰の日」になります。

「丑の日」同様「辰の日」には「た」の付く物や干支が象徴する色の物を食べます。(「辰」を象徴する色はなので「青物」、「丑」はになるので「黒い物」を食べます。)

「た」でしたら太刀魚。青物なら鯵・鰯・鯖がおすすめです。
*青物と思われる方が多い太刀魚ですが、太刀魚は白身魚です。

青魚には記憶・学習能力向上に効果があると言われているDHA(ドコサヘキサエン酸)が多く含まれていますので、食べて記憶力アップといきたい所ですが一つ注意があります。

DHAはですので加熱したら流れ出てしまいます。

効率よくDHAを摂る食べ方として刺身や煮魚にして煮汁も一緒に食べるのがおすすめです。
*写真の魚はゴマサバです。

太刀魚には悪玉コレステロールのみを低下させ動脈硬化予防等に効果があると言われている一価不飽和脂肪酸に、カルシウム同様骨や歯の成形に必要な栄養素であるリンが含まれています。

白身魚ですので塩焼きやムニエルにして食べるのがおすすめです。

もし魚が苦手でしたら「た」の付く食材なら大根や玉葱があります。

秋真っ盛りで食べ物がより一層美味しくなる時期です。食べ過ぎにはご注意を。

フォローする