○○のなんで?年取り魚編

大晦日は「年取り魚」を食べます。
「年取り魚」とは大晦日、お正月に食べる魚の事で「正月魚」とも呼ばれます。

何故、大晦日に魚を食べるのか?

その理由と由来は流通が現代のように発達する前は都市部と海の恵まれた地域を除き、海産物は貴重であまり口にできませんでした。

そこで大晦日からお正月にかけて執り行われるお正月に来訪する神様「歳神様」(先祖の霊又は耕の神様、田の神様とも)を迎える神事で使われる保存用の塩漬け魚を年に一度の御馳走として食べる事から「年取り魚」と呼ばれるなったと云われています。

特に山間部では冬を乗り切る貴重なタンパク源だったようです。

食べる魚は地域によって様々で主に東日本は塩鮭、西日本は塩ブリ、青森県の一部の地域ではタラ、三陸はナメタガレイとなっているようです。

今年最後のお魚紹介は縁起物として食べられるブリです。

「栄える」とかけ食べられる鮭に含まれる赤色の成分「アスタキサンチン」は美肌成分として名高く、ビタミンCと比べ6000倍という抗酸化作用があり、シミの原因になる活性酵素を除去してくれる働きがあると言われています。
美肌効果以外に発ガン・糖尿病予防や眼精疲労の回復等にも効果ありでイクラからも摂取できるようです。
ちなみに鮭は赤身魚ではなく白身魚で、鮭が食べている餌(エビ等)の色素の影響で赤(もといオレンジ)になっています。

成長すると名前が変わる「出世魚」で縁起の良い魚として知られているブリは青魚の栄養にナイアシンという栄養も含まれています。
ナイアシンはアセドアルデヒトという二日酔いを引き起こす成分を分解してくれる働きがあると言われているのでお酒を飲む方にお勧めです。
但し、ブリの脂は酸化しやすいので新鮮なうちにお召し上がりください。

今年も残りあと僅か。大晦日に美味しい魚と一緒に年を越しませんか?

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